仮想化環境を使う上で気になるのは、複数のゲストOSを運用した時のパフォーマンスです。いくらハイパーバーザーで仮想化に最適化されているとはいっても物理デバイスは1つしかないのでアクセスが集中すると当然パフォーマンスは低下します。そこでそれぞれの仮想化ソフトでベンチマークを同時に実行してパフォーマンスを計測してみました。 ベンチマークソフトはPCのパフォーマンスを総合的に評価できる CrystalMark 2004R3 とHDDのベンチマークにCrystalDiskMark3.0 を使用しました。 |
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ハードウェアスペック
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仮想化環境設定
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比較する仮想化ソフトウェアにチェックつけてください。
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※注意※ ・ここで紹介している計測値はゲストOSの種類やハードウェア構成によって異なる場合があります。 ・個人的に計測した値ですのであくまでも参考値だと思ってください。 |
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CPU[演算]性能比較 | ||||||||||||||||||
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CPUの演算性能についてはどの仮想化ソフトウェアも多重実行による影響はほとんどありませんでした。 | ||||||||||||||||||
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CPU[浮動小数点演算]性能比較 | ||||||||||||||||||
CPUの浮動小数点演算性能についても差は見受けられませんでした。 | ||||||||||||||||||
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メモリー性能比較 | ||||||||||||||||||
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HDD性能比較 | ||||||||||||||||||
2台同時実行の際には物理デバイスの 10/1 程度の性能しか出ませんが、Hyper-V と XenServer が若干ほかよりよいパフォーマンスを示しています。 |
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グラフィック性能比較 | ||||||||||||||||||
グラフィック性能に関しては XenServer が若干良いようですが、多重実行によるパフォーマンスの落ちは見受けられません。 | ||||||||||||||||||
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